« 2013年4月 | トップページ | 2013年6月 »

2013年5月30日 (木)

老後の住まい 月いくら 介護、自己負担確認を

 私は介護事業に関わり始めて足掛け18年になるが、当初の頃から“安心して老いられる社会”を創るにはどうすればよいかを自問自答してきました。

 これからの老後も“地獄の釜も金しだい”と、言われて久しいですが、やはり持つべきものがないと人生の終焉は惨めなものに成り下がるのは言うまでもないと思います。

 昨年末に政権が自公に戻ってしまい、これからの社会保障は“公助”が望めなくなってしまいました。

 要するに“自助”になるわけです。
 自分のことは、自分自身で補わなければ誰も助けてくれないと考えた方が良いと言う事です。

 今後は、自らの手で“リタイアメントプラン”を構築していきましょう。


〈日経新聞報道より抜粋〉
老後の住まい 月いくら 介護、自己負担確認を
----------------------------------------------------
健康や体力に不安を抱える高齢者にとって、晩年を安心して過ごせる住まい選びは大きな関心事だ。しかしシニア向け住宅は国の政策が複雑に絡み合い、サービス内容や入居費用といった基本的な事項でさえ分かりにくいことが多い。急増している賃貸住宅「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」と従来の有料老人ホームを中心に選択のポイントを整理しておこう。


Photo

 「敷金だけで入居できるところがあるなんて」。3月にサ高住「ココファンあすみが丘」(千葉市)に入居した吉岡弘さん(仮名、78)は喜ぶ。それまで賃貸アパートで一人暮らしをしていたが、階段の上り下りでヒザが痛むなど体力に自信をなくしていた。シニア住宅の資料を集め、入居時にかかる費用が一般の賃貸住宅とほぼ同じココファンを見つけた。

 家賃や共益費、食費のほか、サ高住に義務付けられている安否確認サービスなどの料金を含めて毎月の費用は約17万円。吉岡さんは「年金でまかなえるし、むしろ貯金ができるくらい」と顔をほころばせる。いざというときのために蓄えていた500万円には手を付けずに済んだ。

 新しいシニア住宅として国が推進するサ高住は現在、全国に約11万戸。バリアフリー設計の基準を満たし、日中に安否確認と生活相談のサービスなどの担当者が常駐することが登録の最低条件だが、ほとんどの物件が食事も提供している。約4割は訪問介護事業所を併設し、要介護の高齢者も多く生活する。

 都内の自宅で老老介護をしてきた石井和子さん(仮名、84)は5月、夫の茂さん(同、87)を神奈川県内の有料老人ホームに入れた。和子さんが体調を崩したからだ。家賃の前払い分である「入居一時金」は680万円、月々の費用も約21万円かかる。茂さんは要介護3で認知症の症状もある。夫婦そろって費用が安いサ高住に入ることも検討したが、和子さんは「サ高住では結局、私の介護負担が自宅とあまり変わらず、意味がない」と判断した。

 食事サービスがあり、訪問介護事業所も併設するサ高住は有料老人ホームと似ているが、介護保険サービスの提供の仕組みが違う。


 

費用一律のホームも


 「介護付き」有料老人ホームは入居者の要介護度に応じて費用は一律で、ホーム職員が包括的に介護を担う。一方、サ高住は入居者が介護サービス事業者とそれぞれ契約する。自宅での介護と同じようにサービスの利用状況で費用は変動する。

 介護保険サービスは費用の1割の自己負担が原則だが、要介護度ごとに決まっている利用限度を超えた分は全額自己負担だ。石井さん夫妻のケースで茂さんの要介護度が重くなれば、介護体制が手薄なサ高住では利用限度を超えて自己負担が膨らみかねない。その費用を抑えようとすると和子さんにしわ寄せがくる。

 サ高住の介護体制は物件によってばらつきが大きい。専門家からは「介護保険の利用限度は同居家族も介護をするという想定で決めている。重度の要介護になっても住み続けるなら、かなりの経済的負担になる可能性がある」(タムラプランニング&オペレーティングの田村明孝代表)との指摘が出ている。

 実は入居者の介護保険サービスの費用負担が一律になるのは有料老人ホームのうち「介護付き」の物件だけだ。ここ数年増えている「住宅型」のホームはサ高住と同じ仕組みなので、介護保険サービスの利用が限度を超える可能性がないか、入居前に確認しておきたい。

 有料老人ホームに入居する場合は、想定される居住期間の家賃の前払い分として支払う入居一時金の理解が欠かせない。想定期間を超えて長生きしても、それ以降の家賃はいらず、月々の費用を抑えられるメリットがある。

 一方、想定より早くホームを退去した場合、それまでの居住期間に応じて一時金は返還される。しかし入居時点でホーム側の収入として差し引く「初期償却」の割合が大きければ、返還される金額は少なくなる。


 

長く住むなら一時金


 一時金の返還をめぐるトラブルが目立つため、最近は一時金ゼロの月払い方式が増えた。毎月の費用はかさむが初期償却がなく、サービスなどに不満があれば早期に退去しやすいメリットがある。

 ただし、同じ物件で一時金方式か月払い方式のどちらかを選べる場合、居住期間が長くなるほど、一時金方式の費用は安くすむことも認識しておきたい。

 シニア住宅をめぐっては2006年以降、介護保険財政の悪化を懸念する自治体が介護付きホームの新規供給を規制し、その代替として住宅型ホームとサ高住が増えた経緯がある。

 母親の介護を経験し、高齢者住宅に詳しい作家の本岡類さんは「とりあえず費用の安いサ高住に入居しながら有料老人ホームに体験入居し、重度の要介護になれば、気に入ったホームか特別養護老人ホーム(特養)に住み替えるのが一案」と提案する。自分の体が動くうちに選択眼を磨き、後悔しない「終(つい)のすみか」を見つけたい。
----------------------------------------------------
人気blog(ファイナンシャルプランニング)ランキングに登録しています。皆様のクリックが更新の原動力です。こちらも応援よろしくおねがいします。
↑  ↑  ↑
ポチポチっと2クリックお願いします♪

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月21日 (火)

持ち家担保に老後資金融資

 いよいよ、メガバンクでも『リバースモーゲージ』に参入するようですね。

 《参考》
 リバースモーゲージ[ reverse mortgage ]

 高齢者が保有する不動産を担保に年金方式で生活資金の融資を受け、最終的にその不動産を処分して返済する仕組み。高齢者は担保となる持ち家に住み続けることができるのが特徴。東京都武蔵野市が1981年に日本で初めて導入し、その後いくつかの自治体に広がった。民間金融機関の商品も増え、利用が伸びているが、子供など相続人の反対にあって利用できないといったケースもある。

 これからの中高年にとっては、自分のことはもとより、親世代の介護資金に行き詰まるケースも増加しています。公助だけに頼らず、自助努力できる新しい仕組みだと思います。
 この『リバースモーゲージ』は、一部の自治体と一部の地銀で先行して取り組まれてきました。この度のメガバンク参入により、社会的ニーズも急拡大するかもしれないですね。


〈日経新聞報道より抜粋〉
みずほ、リバースモーゲージに参入 メガ銀で初
----------------------------------------------------
 みずほ銀行は7月から、戸建て住宅の土地を担保に融資するリバースモーゲージの取り扱いを始める。高齢化の進展で高齢者の生活資金への不安が高まっているのに対応する。メガ銀行が参入するのは初めて。顧客数の多いみずほ銀の参入で、普及に弾みがつく可能性がある。

 まず都内の支店で始め、順次地域を広げる。住宅ローンを完済している55歳以上が対象。土地を担保に設定し、評価額の50%を上限に融資する。利回りは短期金利に連動して定期的に変わる。利子を元本に加える方式で、月々の返済は必要ない。融資は終身で亡くなるまで続ける。

 契約者が亡くなった後に土地を売却するか、相続人が肩代わりして借入金を返済する。事前に相続人との同意が必要で、グループのみずほ信託銀行が対応する。みずほ銀は老人福祉事業者などと連携し、65歳からは老人ホームの入居保証金にも充てられる。
----------------------------------------------------

人気blog(ファイナンシャルプランニング)ランキングに登録しています。皆様のクリックが更新の原動力です。こちらも応援よろしくおねがいします。
↑  ↑  ↑
ポチポチっと2クリックお願いします♪

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月 6日 (月)

入居率平均76% サ付き住宅実態調査・・・高住財団

 “サ高住”が設けられて早くも3年目を迎えますが、物件の入居動向にとっては『勝ち組』と『負け組』が顕著に現れてきたようです。
 
 超高齢化社会を迎えるからといって、野放図に何でもありと言う訳ではありません。

 事業計画を立てる際には、緻密な分析が求められるのです。

 それでは、今後、どのような物件(施設)が望まれていくのか、小職の実務経験を基に、FBあるいは関連セミナーの中で触れていきたいと思っています。


〈高齢者住宅新聞より一部抜粋〉
入居率平均76% サ付き住宅実態調査・・・高住財団
----------------------------------------------------
昨年8月時点で登録されているサービス付き高齢者向け住宅(以下、サ付き住宅)の平均入居率が76・8%だったことが、(財)高齢者住宅財団(東京都中央区)の調べでわかった。入居開始後、間もない物件では居室面積18平米以上25平米未満タイプの入居スピードが特に速い傾向が見られた。

 これは同財団が今年3月にまとめた調査「サービス付き高齢者向け住宅等の実態に関する調査研究」で、サ付き住宅と住宅型有料老人ホームの実態を明らかにするために行われたもの。サ付き住宅が2011年10月に創設されて以来、初めての実態調査。回収数はサ付き住宅が1141件、住宅型有料老人ホームが2092件だった。

8割超入居は半数

 サ付き住宅の入居率は、「100%」が23・1%、「80%以上100%未満」が27・2%となり、半数以上が8割以上の入居率という結果になった。平均入居率は76・8%で、入居開始から12カ月以上経過した物件では特に入居率が上昇し、平均では86・9%にのぼった。

 入居開始から12カ月以上の物件では入居スピードに差が見られなかったが、12カ月未満だと「25平米以上、食堂なし」物件の入居速度が遅いという結果になった。ほかに入居率との関連では、月々の費用が安く、想定入居者の所得層が低い物件ほど入居率が高いことも明らかになった。

 またサ付き住宅の利用者実態も調査しており、入居者の8割以上が要介護認定を受けていた。平均要介護度は1・8で、要介護1と2だけで38・4%に上った。要介護4と5の重度者は15・7%おり、重度者への対応も一定数行われていることがわかった。

 同報告書では、現在供給されているサ付き住宅は介護が必要な中間所得層向けの住宅として位置付けられており、中には重度の要介護者や看取り対応もしていることが見られたため、「終の棲家として一定程度機能している」と評価した。

 一方で、自立者が13%にとどまっており、早めの住み替えニーズに対応した物件が少ないと指摘。介護が必要ない高齢者の住み替えニーズに対応するサービス開発が必要だとの考えを示した。(5月1日号より)
----------------------------------------------------

人気blog(ファイナンシャルプランニング)ランキングに登録しています。皆様のクリックが更新の原動力です。こちらも応援よろしくおねがいします。
↑  ↑  ↑
ポチポチっと2クリックお願いします♪

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月 4日 (土)

■裁判事例から学ぶ『介護施設におけるリスクマネジメント』■

 NPO法人京都府認知症GH協議会広報担当理事&NPO法人あい・ライフサポート企画広報代行の太田です。
 いつも双方の法人活動にご協力をいただき厚く御礼申し上げます。

 さて、《5月度》のイベント行事として、以下の企画が決定しましたのでお知らせします。
 この度のイベントは、
主催が、京都府内で福祉サービスの第三者評価機関である「NPO法人京都府認知症GH協議会」が、
後援として、京都府の地域密着型介護施設の外部評価機関である「NPO法人あい・ライフサポートシステムズ」により、多くの関係団体、関係者に配信しています。
----------------------------------------------------
裁判事例から学ぶ 介護施設におけるリスクマネジメント

日時:2013年5月23日(木) 受付 14:00~ 
セミナー  14:15~16:30
場所:京都アスニー  (丸太町七本松)
講師:村上 亨 氏  ㈱コンピュータシステム研究所 特販事業部 次長
  *NPO法人京都府認知症GH協議会/福祉サービス第三者評価事業審査委員、
 NPO法人あい・ライフサポートシステムズ/地域密着型外部評価事業審査委員
テーマ:『裁判事例から学ぶ 介護施設におけるリスクマネジメント』
サブタイトル:「より良い介護環境を整えるために」
内容:◆現状認識  介護事業を取り巻く環境について
      ~前提となること~  ~質の変化~
    ◆何のリスクマネジメントか
     ~リスクをなくすのではなく、リスクに耐えられる環境~
    ◆記録によるリスクマネジメント
     ~やっていたにも関わらず、やっていなかったとみなされないために~
を予定されています。

参加費:無料 (定員:150名)
※当日は、認知症GH協議会が総会を同会場で先にされていますので、同会会員の施設長、事務長を中心に介護現場で活躍されている中核の方々も参加 されると思います。

★終了後、京都アスニー1F レストラン福助に於いて「交流会」 
17:00~19:00
参加費:実費(飲食代) 注)詳細は、参加予定者にお知らせします。
※双方のメンバーが中心となる大交流会になりますので、奮ってご参加ください。

※参加ご希望の方は、5月20日(月)までに 太田宛 [mail:info※ai-life.org ]にメールをお願いします。
注)送信時には、メールアドレスの※を@に変換していただきますようお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年4月 | トップページ | 2013年6月 »