09年・“路線価”4年ぶり下落!
国内では、かねてから土地価格を『一物四価』で表すことで、分かりにくさに拍車がかかっていますが、本日、国税庁は2009年分の土地“路線価”を公表しました。
今年は、金融危機や景気の悪化を背景に、全国約37万地点の標準宅地の平均路線価は、昨年の10.0%上昇から一転、5.5%下落し1平方メートル当たり13万7000円となりました。
そこで、今回は、世界の中でも日本だけが採り続けている、一筆の土地に対して4つの価格があるという『一物四価』について、その違いを確認しておきましょう。
1.時価
一般の取引相場です。不動産鑑定士による鑑定評価でいう取引事例価格。
2.公示価格(公示地価)
国土交通省が設定。
この価格は、一般の土地売買の目安とされ、公的機関が公共用地を取得する際の売買基準価格ともなっています。毎年1月1日現在の価格を3月下旬に発表。これと似たものに各都道府県が設定する「基準地価」があり、公示価格を補う役割をしています。7月1日現在の価格を9月中旬に発表します。
3.相続税評価額(路線価)
国税庁が設定。
この価格は、相続税・贈与税の課税標準となる価格です。また、路線価が設定されていない地域については倍率方式により評価する事とされていて、固定資産税評価額に地域ごとに定められた倍率を乗じて算出します。現在、宅地の路線価については公示価格の約8割程度の水準で設定されています。毎年1月1日現在の価格を7月上旬に発表。
4.固定資産税評価額
総務大臣の定める固定資産評価基準をもとに各市区町村が設定。
全国で1億7,000万筆あるといわれている土地1筆ごとに価格が設定され、固定資産税・不動産取得税等の課税に使用されます。現在、宅地の評価については公示価格の約7割程度の設定となっています。この価格は3年に1度見直し(評価替え)されています。
〈京都新聞報道より抜粋〉
09年・路線価4年ぶり下落 /京都府は3.4%ダウン
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国税庁は1日、相続税、贈与税の算定基準となる2009年分の土地の路線価を公表した。全国約37万地点の標準宅地の平均額は1平方メートル当たり13万7千円で、前年より8千円減り、5・5%の下落となった。全国平均が前年比でマイナスとなったのは4年ぶり。
京都府の標準宅地の評価基準額(1平方メートル)は前年比3・4%減の14万2千円で4年ぶりに下落した。府内13税務署ごとの最高路線価も9署で上昇した昨年から一転、7年ぶりに全署でダウンした。2006年から年率二けた上昇していた京都市の中京、下京で同5%以上落ち、府北部の舞鶴や峰山は下落幅が拡大した。
府内トップは、京都市下京区四条通寺町東入ルの291万円(前年比6・1%減)。現行の評価法となった1992年から18年連続で、近畿では4年連続の5位だった。
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